日蓮宗新聞
2003年5月1日号
行学二道に励み両立を
満開のしだれ桜のもと、宗門子弟の教育学府である身延山学園(井上瑞雄理事長)で4月4日、平成15年度身延山大学(宮川了篤学長)入学式が行われた。
午後1時45分から行われた入学式には、新入生は28人。身延山学園総裁の身延山久遠寺法主・藤井日光猊下導師のもと、入学仏前奉告式が営まれた。式中、藤井法主は「伝統あるこの身延山で、よき先生のもとで、よき友を作り、行学二道を励み両立させ、これからの4年間を頑張って下さい」と訓諭された。
次に宮川学長の式辞並びに、新入生代表の渡辺智憲さん(北海道白老郡法傳寺修徒)が誓いの言葉を述べた。続いて、井上理事長が「歴史と伝統ある身延山で、切磋琢磨し、行により心身を錬磨し、学により心髄を極め、“己が為にする学問”“君子の学問”を目指して欲しい」と新入生を激励した。その後、記念撮影が行われ、入学式は終了した。
同日の午前中には身延山高校の入学式も行われ、新入生18人が新しい目標に向かって決意を新たにした。